フレッツ光でのご利用例 -- 既存のLANと分離したご利用方法 --

 店舗や事務所などですでにフレッツ光を利用した業務用システム(POSなど)を導入しているが、そのLANにBGM受信機を接続したくない場合、以下の方法で業務系に影響を及ぼさないご利用が可能です。
 NTTのフレッツ光サービスでは二つのセッション(ネット接続)が利用可能です。この二つのセッションはそれぞれ独立しており、相互に影響を及ぼしません。
 通常のインターネット接続ではそのうちの1つしか使用していませんので、残りもう1つをBGM専用の接続に設定することにより、既存のインターネット接続/LANに影響しないBGMのご利用が可能となります。

 ※すでに2セッション利用中の場合は、追加1セッションが必要となります。
 ※BGM接続用に、インターネットプロバイダのご契約が別途追加で必要となります。(数百円~)
 ※BGM接続用に、ルーターがもう1つ必要です。
 ※BGM接続用に、フレッツ光の帯域を40kbps程度消費します。
 ※BGM接続用に使ったルーターには、BGM専用受信機のほか、通常のパソコンなどを使ったインターネット接続も同時利用可能です。
 

HGW(ホームゲートウェイ)等のONU一体型ルーターご利用の場合

 HGWのLANポートに、BGM用のルータを設置する方法です。BGM用ルーターはHGWを介してPPPoEでインターネットに接続しますので、HGW以下のLANへの影響はありません。相互に通信もできませんし、認識もできません。

[HGW]
 ↓ 
 ↓ [BGM用のルーター]
 ↓ 
 ↓ [BGM受信機]
 ↓
 [既存のLAN機器/POS等]

 ※↓とは相互に通信はできません。
 ※HGWのLAN端子がいっぱいの場合は、HUBで増設した運用もできます。
 ※HGWのPPPoEパススルー(PPPoEトンネリング)が有効である必要があります。デフォルトは有効ですので設定変更は不要です。

ONUとルーターを個別にご利用の場合

ONUとルーターとの間にHUBを設置して、このHUBより、既存のLAN用のルータとBGM用のルータとに分岐する方法です。HUBと各ルータとの間はPPPoEで接続されますので、相互に影響を及ぼさない接続が可能です。相互に通信もできませんし、認識もできません。

 [ONU]
 ↓
 [HUB]
 ↓ 
 ↓ [BGM用のルーター]
 ↓ 
 ↓ [BGM受信機]
 ↓
 [既設のルーター]
 ↓
 [既存のLAN機器/POS等]

 ※↓とは相互に通信はできません。
 ※既設のルーターがPPPoEパススルー(PPPoEトンネリング)対応の場合は、ルーターの下にBGM用のルータを接続することもできます。この場合、既設のルーターのLAN端子に空きがあればHUBは不要です。

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